ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 330
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.330が公開されました。今回はクリスタルコアと超電磁ミニオンのバグや音響エンジニア・ポジックの挙動などを紹介しています。
検証パッチは 28.6.2.194648 。以下、動画の内容と解説の翻訳です。
(バグ)斧刀講はラインダンスの相棒を起動しない
結果
攻撃力2の武器を装備し、コストが2になった斧刀講が手札にある状態でラインダンスの相棒を召喚した。
しかし、雄叫び効果は起動しなかった。
同様に、4コストの斧刀講で乱暴な相棒も雄叫びは起動しなかった。
また、斧刀講だけでなく悪辣なる海賊でも同様のバグが起こった。
ただし、海の巨人がコスト3になった場合は、正しく雄叫びが起動した。
(バグ)クリスタルコアは超電磁のバフを上書きしない
結果
失敗作(1/3)にジリアックス(3/2)を超電磁して4/5にした。
また、ターゲット・ダミー(0/2)に自己増殖型メナス(3/2)とウォーギア(6/5)を超電磁して9/9にした。
その後、クリスタルコアを使用すると、失敗作は(5/5 + 3/2)で8/7になり、ターゲット・ダミーは(5/5 + 3/2 + 6/5)で14/12になった。
(検証)レディ・リアドリンと誤射はどう作用するか?
結果
誤射を1つ目の標的は敵、2つ目・3つ目の標的は味方のミニオンを選択して使用した。
その後、レディ・リアドリンを召喚しても何も手札に追加されなかった。
誤射を1つ目の標的は味方、2つ目・3つ目の標的は敵のミニオンを選択して使用した。
その後、レディ・リアドリンを召喚すると、誤射が手札に追加された。
コメント・見解
複数の標的を選ぶ呪文の場合、最初の標的を味方にしていればレディ・リアドリンはそれを手札に戻します。
(検証)音響エンジニア・ポジックは狂乱公爵シオターで入替えられたロボを召喚できるか
結果
音響エンジニア・ポジックの雄叫びで敵の手札にロボを2体追加した。
そして、狂乱公爵シオターでロボ1体を自分の手札に獲得した。
その後、音響エンジニア・ポジックを破壊すると、両方のロボが自陣に召喚された。
音響エンジニア・ポジックの雄叫びで敵の手札にロボを2体追加した。
そして、精神与奪者イルシアでロボ2体のコピーを自分の手札に獲得した。
その後、音響エンジニア・ポジックを破壊すると、コピーのロボは召喚されなかった。
(検証)ターン終了時にツルツルタールを唱えると、敵のターン中も効果が続く
結果
アイスブロック塔を使用して、ターン終了時にツルツルタールを唱えた。
その状態で、敵のターンに敵が傷を追ったトルヴィアや傷を負った剣匠を召喚すると、その雄叫びで2倍のダメージを受けた。
コメント・見解
ツルツルタールはターン終了時に効果が切れます。それがターン終了時に唱えられると、効果が切れるタイミングは既に過ぎているため、もう1ターン継続します。血の乾きのように「このターンの間」に変更されるかもしれません。
(バグ)魔法使いの弟子と魔道師の弟子は異なる
結果
テイサラン・ブラッドウォッチャーの後に魔法使いの弟子を召喚すると、対戦開始時にデッキに入っていなかった動物変身のコストは(0)になった。
テイサラン・ブラッドウォッチャーの後に魔道師の弟子を召喚すると、対戦開始時にデッキに入っていなかった動物変身のコストは(1)になった。