ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech 336

Hearth Tech 336

ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.336が公開されました。今回はデッキがない状態で敵と同じ枚数までカードを引くカードの挙動などを紹介しています。

検証パッチは 29.2.0.198037 。以下、動画の内容と解説の翻訳です。


(バグ)持続効果発動中に超電磁すると、対象に追加の体力を付与する

パイロン・モジュール | Pylon Module
 

結果

パイロン・モジュールの効果発動中にスケボー・ロボ(1/1)を超電磁すると+1/+2された。

ストームウィンドの勇者の効果発動中でも同様のバグが起こった。


(バグ)イーオナーの使徒はヒーローパワーには機能しない

イーオナーの使徒 | Disciple of Eonar

結果

イーオナーの使徒の雄叫び後に魔蝕の病霜マルフュリオンのヒーローパワーを使用したが、通常通り選択した。
しかも、イーオナーの使徒の効果は消費されており、その後に禁じられし果実を使用すると効果は組み合わさらずに、選択しなければならなかった。


(バグ)先行の場合、鷹の目の探求者でデッキに混ぜられたフロッピーヒドラを引けない

フロッピーヒドラ | Floppy Hydra鷹の目の探求者 | Sharp Eyed Seeker

結果

両者のデッキにフロッピーヒドラが埋まっている状態でスチームクリーナーを使用すると、後攻のデッキのフロッピーヒドラだけが破壊された。

自分が後攻で、デッキにフロッピーヒドラが埋まっている状態で鷹の目の探求者を使用しても、フロッピーヒドラは引けなかった。


バグ)自分のデッキが空の場合、神聖なる恩寵はドローしない

神聖なる恩寵 | Divine Favor 盲目の治安判事 | Sightless Magistrate世界の重圧 | Weight of the World

結果

自分のデッキが空、相手の手札が4枚、自分の手札が0枚の状態で神聖なる恩寵を使用すると、カードを引かず、疲労ダメージも受けなかった。

また、両者のデッキが0枚の状態で、盲目の治安判事鮫のゲンゾーの効果を発動しても、カードを引かなかった。

しかし、鍛造した世界の重圧は挙動が異なり、自滅するまで疲労ダメージを受けた。


(バグ)首なし騎士の首を自発的に唱えると、カードを1枚引く

首なし騎士の首 | Horseman's Head

結果

通常、自動詠唱カードを自発的に唱えた場合、カードはドローしない。

しかし、首なし騎士の首を自発的に唱えた場合は、カードをドローした。


(修正済みバグ)クォーツァイト・クラッシャーが発見の選択肢候補になると、自分のヒーローは敵を凍結させるようになる

※このバグは既に修正されています

クォーツァイト・クラッシャー | Quartzite Crusher

結果

発見の選択肢にクォーツァイト・クラッシャーが出現し、選択しなかった。
すると、その後ヒーローの攻撃が敵を凍結させるようになった。

狂乱公爵シオタークォーツァイト・クラッシャーを発見した場合も同様のバグが起こった。

この状態では、(武器を装備していなくても)溝の中でも前のめりで対象を全て凍結させた。

また、この状態のヒーローカード・ライトフォージのキャリエルの雄叫びも敵を凍結させた。