ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#169
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.169が公開されています。今回は導きはオーバーロードカードとして扱われるかなどの動作検証などが紹介されています。
以下、内容を翻訳して掲載します。
1. (バグ)導きは、自由なるエレメンタルや雷雲とどう作用する?
結果
導きのオーバーロード効果では、自由なるエレメンタルと雷雲の効果が発動しなかった。
見解
効果が発動しなかったのが、意図的なものかバグかは、分かりません。ただ合理的な説明をするとすれば、導きはその効果を解決するまで、オーバーロード効果を持っていません。一方、ルーン彫刻は効果を解決する前に、オーバーロードするかどうかを選んでいます。この2つのエレメンタルの効果が発動するかどうかは、そこで決まっています。
2. (バグ)[デュエル] 特攻野郎は「攻撃できない」ミニオンを攻撃させることができない
結果
ヒステリーなどでは攻撃できるが、特攻野郎の効果では、攻撃しない。
見解
通常、強制的に攻撃させる効果は「攻撃できない」ミニオンを攻撃できるようにします。特攻野郎と決闘だ!が例外で、これはバグでしょう。
3. (バグ)[ソロアドベンチャー] 蝋術師スターミの蝋人形は、受けているダメージを保持する
結果
蝋人形でコピーしたミニオンは、1/1になったうえでコピー元のミニオンのダメージを引き継ぐ。
見解
このバグは長い間放置されています。
4. (検証)こんなバナナ!とプリズムレンズは、どのように作用する?
結果
プリズムレンズで引いた2枚目のカードがバナナに代わり、その後、ミニオンと呪文(バナナ)のコストが入れ替わる。
見解
プリズムレンズは、2枚のカードを引き終わるまで、コストを入れ替えません。そのため、1枚はバナナになり、もう一枚のカードはバナナとコストが入れ替わります。
5. (検証)灰枝とネクリウムの小瓶は、どのように作用する?
結果
ネクリウムの小瓶を使用した灰枝に、「灰枝を召喚する」効果が2回付与され、灰枝が1体召喚される。(1回目の断末魔の発動で、灰枝に灰枝自身の断末魔効果が付与され、2回目の発動で灰枝に付与された「灰枝を召喚する」効果が発動し、もう1体の灰枝が召喚され、断末魔効果も付与される)
見解
2回目の断末魔の発動から、1回目の断末魔により正しく断末魔効果を得られていると考えられます。
6. (バグ)[ソロアドベンチャー] パッチウァーク戦で、スキンを適用したコインはデッキ内の別のカードになる
結果
スキンを適用したコインが、対戦開始時にカードになる
見解
このバグは、先行を取ってくる何体かのボスで起こります。また、ソロアドベンチャーだけでなく、いくつかの酒場の喧嘩でも散見されます。このバグが何故起こるのかは、分かりません。
7. (バグ)[ソロアドベンチャー] ムーンファングの効果と、スティールセンチネルの効果は異なる
結果
モアーグの加工師と組み合わせて呪文を使用したとき、ムーンファングは常に2ダメージを受けるが、スティールセンチネルはモアーグの加工師を召喚した順により、ダメージが変化する。
見解
ダメージを受ける効果は、ミニオンの召喚順で解決されるていると予想されます。ですので、モアーグの加工師とスティールセンチネルの動作は正しく、ムーンファングはバグ予想できます。