ハースストーンの挙動を検証 – Hearth Tech#261
ハースストーンの挙動やメカニズムを紹介・検証する動画「Hearth Tech」シリーズのNo.261が公開されました。今回は「怪しい」ミニオンの挙動や罪燃ゴーレムが巨大なスタッツになるバグなどを紹介しています。
検証パッチは24.4.3.152904です。
以下、内容を翻訳して掲載します。
(バグ)ミニオンを返した後のナジャク・ヘクセンの断末魔を起動すると、そのミニオンは眠る
結果
ナジャク・ヘクセンで敵のミニオンを奪ってから、死んだふりで断末魔を発動させ奪ったミニオンを返した。
そのミニオンは眠った(召喚酔い)状態で盤面に戻った。
その次のターン、相手のミニオンの攻撃でナジャク・ヘクセンを破壊すると、さっき奪われていたミニオンが再び眠った(召喚酔い)状態になった。
見解
ナジャク・ヘクセンの断末魔は既にミニオンを返していたとしても、ミニオンを返そうとします。そして、そのミニオンは眠って、召喚酔い状態になります。
(バグ)二枚舌は汚い手とは異なる
結果
手札がいっぱいの状態で二枚舌と汚い手をセットした。
相手が呪文を使用しても、汚い手は発動しなかった。
相手がマナを使い切ると、二枚舌は発動し山札が2枚燃えた。
(バグ)「怪しい」ミニオンを誘拐した場合も、対戦相手は推理しようとする
結果
一般的に、「怪しい」ミニオンが盤面を離れると、推理は発動しない。
しかし、怪しい案内係の召喚に対して誘拐が発動し、誘拐魔の袋になっても推理が発動した。
また、怪しい案内係が入った誘拐魔の袋を破壊して怪しい案内係が手札に戻ると、推理は2回発動した。
なお、怪しい案内係が入った誘拐魔の袋を破壊して怪しい案内係が手札に戻った後に手札から破棄すると、推理は1回だけ発動した。
見解
「怪しい」ミニオンが誘拐や終身刑で取り除かれた場合、推理の属性は取り除かれません。その属性はミニオンが手札に戻ったときに再度適用されます。そのため、再プレイせずとも2回の推理が発動するのだと思います。
(バグ)殺意の魔剣リモーニアが攻撃した後は死亡フェーズが発生する
結果
一般的に、死亡フェーズというものはなく、断末魔はミニオンが攻撃した後に発動する。
しかし、殺意の魔剣リモーニアが攻撃した後は即座に死亡判定が行われる。
そのため、殺意の魔剣リモーニアが死亡フェーズで受けるダメージは武器に変身するときカウントされない。
ミニオン状態の殺意の魔剣リモーニアでアノマラスを破壊すると、その断末魔でミニオン状態の殺意の魔剣リモーニアは8ダメージ受けたが、武器になると耐久値は9残っていた。
一方、武器状態の殺意の魔剣リモーニアでアノマラスを破壊すると、その断末魔でミニオン状態の殺意の魔剣リモーニアが8ダメージ受けた。
見解
以前の殺意の魔剣リモーニアにはこのような死亡フェーズはありませんでした。なぜ変更されたのでしょうか?
(検証)複数の罪燃ゴーレムがデッキ内で吸魂すると、何体かは異なるスタッツを獲得する
結果
死後の世界のアテンダントがいる状態で、デッキ内の3体の罪燃ゴーレムを吸魂させた。
10/10を3体吸魂させたので32/32になるはずだったが、3体中2体は12/12になっていた。
(バグ)デッキ内の罪燃ゴーレムが複数のミニオンによって最後の吸魂をすると、異なるスタッツを獲得する
結果
死後の世界のアテンダントがいる状態でデッキに罪燃ゴーレムを混ぜた。
2体の10/10で吸魂させてから、更にハチだァーッ!!!で吸魂させるとデッキ内の罪燃ゴーレムは92/92になった。
→本来は、10+10+1+2=23で23/23になるはず
→今回は、21+22+23+24+2=92で92/92になったと予想できる
最後に吸魂する際に、より多くのミニオンで吸魂すると更に大きなスタッツになった。
このバグは最後に吸魂する時だけ発生した。
(検証)ヴァッシュ女男爵は凍気の吐息で氷のブロックに変身するか
凍気の吐息:ソロアドベンチャー「凍てつく玉座の騎士団」でシンドラゴサが使用するヒーローパワー
結果
ヴァッシュ女男爵がいる状態で凍気の吐息を発動させた。
すると、ヴァッシュ女男爵は氷のブロックに変身せず、氷のブロックを1体召喚した。