大会モードが「保留」となった理由

大会モードが「保留」となった理由

今年2月にワタリガラス年が発表されると同時にアナウンスされた「大会モード」。夏頃にベータ機能を提供すると言っていたものの、なかなか公表されずに皆がヤキモキする中、突然9月に「大会モードは保留」との告知で多くのプレイヤーを失望させた案件がありました。

この大会モードが保留となった理由について、Ben Thompson氏がVentureBeatの質問に以下のように答えています。

◆「中止」ではなく「保留中」である。

◆保留となった理由を一言でいうと、開発側が想定しているものとプレイヤーが期待するものに大きく乖離があると感じたため。

◆一部で開発プラットフォームである「Unity」に原因があったと言われているが、そうではない。

◆モバイル版などへの容量や、パフォーマンスの問題では無かった。

◆テスト段階ではうまく機能していた。(テストが失敗したわけではない)

◆人手が足りないなどの人員の問題ではなかった。

◆Ben Brodeなどの数人のリーダーが退社した影響はなかった。

◆eSportsに特化したものではなくカジュアルプレイヤー向けの機能だったため、eSportsチームと議論はしてこなかった(また彼らとの意見の相違で中止になったわけではない)

◆カジュアルプレイヤーだけを見ていただけではなく、ハードコアプレイヤーのことも考えていたが、ハースストーンでは両方のニーズを満たす必要があると考えている。

 

大会モードの発表当初、「選手権などのトーナメントシーンで使われる事よりも、炉端などのカジュアルな大会向けとなる」と言っていたこと、eSportsチームと議論していないことを考えると、開発はカジュアル向けに進んでいたものと思われます。ただ、大会モードを望む多くのプレイヤー(≠多くのハースストーンプレイヤー)が望んでいた機能は「選手権シーンで使われる大会モード」でした。今回のインタビューを見る限りでは、その食い違いが生まれている状況ではユーザーを満足させられず、開発を保留した様子がうかがわれます。 
 
 


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