マスターズツアーツアー・オーグリマー 観戦ガイド

マスターズツアーツアー:オーグリマー 観戦ガイド

マスターズツアー・オンライン・オーグリマーが開催されます。開催期間は4月30日(金)~5月3日(月)(日本時間)の4日間。

この大会は、マスターズ予選・ランク戦予選などを通過した選手のみが参加できる公式の国際大会です。世界中から総勢約400名の選手が参加し、その中には約30名の日本人選手も含まれています。

目次


開催概要
見どころ
注目デッキ
参加する日本人選手
Dropsでパックを獲得!
マスターズツアーとは
その他、参考情報

開催概要


※配信は遅延(ディレイ)があるため、対戦表を見ることで結果が分かってしまう場合があります。

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見どころ


マスターズツアー・オーグリマーは、2021年2回目のマスターズツアーです。前回のマスターズツアー・アイアンフォージは、3月に行われたため、今回のマスターズツアーが、グリフォン年最初のマスターズツアーとなります。

グリフォン年の初めには、基本セットとクラシックセットがスタンダードから削除され、新たにコアセットが導入されたことで、デッキの構成が大きく変わっています。

グリフォン年を迎えて各クラスのカードが大きくリニューアルされ、かつ、バランスが取れていると言われる現環境で、世界中のプレイヤーがどのようなデッキ構成を持ち込み勝利を手にするのか、大いに注目したいところです。

また2021年は、マスターズツアーの戦績に応じて獲得できるマスターズツアーポイントによって、2021年のグランドマスターズシーズン2へ参戦できる選手が決定します。

2021年のマスターズポイント
勝利数に応じたマスターズツアーポイント
アジア地域のマスターズポイント(d0nky.top
ヨーロッパ地域のマスターズポイント(d0nky.top
アメリカ地域のマスターズポイント(d0nky.top

現在マスターズポイントを獲得しているtrahison選手(=Ombre選手)、okasinnsuke選手、taroimo選手が追加のポイントを得られれば、新グランドマスターズの有力候補になります。

現在、2大会連続で日本人選手がTOP8に入賞しており、今大会でも日本人選手の上位入賞に期待がかかります。

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注目デッキ


急襲ウォリアー

パッチ20.0.2の適用後、颯爽と現れて環境の一角を担うに至ったテンポデッキです。

Kiblerがデッキを公開した直後、瞬く間に広まり、ランク戦でも大会でも数多く使われる定番デッキになりました。

このデッキの注目ポイントは、何と言っても構築が定まっておらず、『答えのカード』が見つかっていないところです。

現環境では構築が定まっていないデッキが多いのですが、急襲ウォリアーに関してはリストの9割9分が固定されているものの、それでもテント・トラッシャーを入れるのかどうか、名誉の盾を入れるのかどうかなど、最後の1枚~2枚の正解が見つかっていない状態です。

恐らく、メタルの神E.T.C.は入ってくると思われますが、それでも最後の1枚に悩むことになります。ここで採用されて活躍されたカードは、マスターズツアー後のランク戦にも影響する可能性が高いでしょう。

参考デッキ:大地 20.0.2 レジェンド5位 Nohandsgamer’s 急襲ウォリアー

スペルメイジ

狂気のデッキパッチ20.0.2で弱体化されましたが、強さは衰えていません。

このデッキの強さを支えているのは、詠唱者の循環狂気のデッキによるマナの踏み倒しです。狂気のデッキ抜きのスペルメイジが出てくるほど、詠唱者の循環は強く、また弱体化された狂気のデッキも、相変わらずゲームを破壊しています。

マスターズツアー予選でも、グランドマスターズでも大いに活躍しているこのデッキは、マスターズツアー・オーグリマーでも、数多く見ることになるでしょう。

参考デッキ:大地 20.0.2 レジェンド1位 sinah’s スペルメイジ

コントロールプリースト

再起神格化がある限り、コントロールプリーストの勢いは止まらないでしょう。

グリフォン年のローテーションで、ガラクロンド等の強力なカードがスタンダードから抜けたものの、ザイレラと、剣匠サムロー神格化が与えられ、コントロールデッキとしての強さを維持しています。

精神与奪者イルシアの存在も大きく、使用難易度は大きく増したものの、プリーストの練度が高いプレイヤーには、変わらず確かな勝ち筋を提供するカードとなっています。

急襲ウォリアーよりはデッキ構成が定まっているものの、粉砕されしクトゥーンを入れてミラーマッチを意識したり、光の雨のエレメンタルでのアグロ対策や、デッキ全体を軽めにした序中盤のバリュー重視型など、大会独特のデッキが見られるはずです。

参考デッキ:大地 20.0.2 レジェンド1位 Ostinato’s コントロールプリースト

ローグ全般

高効率型T4C0ロボを使ったマナコスト削減と、赤煙のテンウー命を束ねしものアレクストラーザのコンボが非常に強いミラクルローグを筆頭に、武器や邪道刺しを使って相手ヒーローへの直接ダメージで勝利を狙う毒ローグ、ミラクルローグ+秘策ローグのハイブリッド型などがあります。

基本的にはミラクルローグが多いと予想されますが、秘策とのハイブリッド型のデッキバリューも捨てがたく、どちらが活躍するか、また、どんなデッキ構成になるのかで、急襲ウォリアーと同様に、今後のランク戦にも影響してくると思われます。

参考デッキ:ローグのデッキ一覧

シャーマン全般

昨年度は、トーテムデッキやコントロールデッキで局所的に輝きを見せたシャーマンですが、今環境では全く出番がありません。部分的にアグロシャーマンが活躍していますが、普通のプレイヤーは持ち込まないでしょう。

シャーマンが持ち込まれた時、それは、新しい時代の幕開けとなるかもしれません。

参考デッキ:シャーマンのデッキ一覧

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参加する日本人選手


マスターズツアー:オーグリマーには、30名以上の日本人選手が参加します。世界選手権2020のチャンピオンであるglory選手や、現在アジア太平洋地域でグランドマスターズポイント上位のtrahison選手、昨年2度のベスト8進出を果たしたAlutemu選手などに注目が集まります。

出場日本人選手一覧

※BeerBrick調べ、最終成績順

  • glory(7勝2敗 – 28位)
  • syoutotolo(6勝3敗 – 41位)
  • Jimon(6勝3敗 – 50位)
  • oyatsu(6勝3敗 – 53位)
  • okasinnsuke(6勝3敗 – 55位)
  • NAGON(6勝3敗 – 61位)
  • kagome(6勝3敗 -62位)
  • Alutemu (6勝3敗 – 63位)
  • moso(6勝3敗 – 84位)
  • VickeBlanka(5勝4敗 – 102位)
  • funashi(5勝4敗 – 122位)
  • ohtani3(5勝4敗 – 145位)
  • kuroma(5勝4敗 – 156位)
  • Tansoku(5勝4敗 -180位)
  • MegaGliscor(4勝5敗 – 206位)
  • posesi(4勝5敗 – 208位)
  • Rikuwo(4勝5敗 – 211位)
  • loreley(4勝5敗 – 225位)
  • taroimo(4勝5敗 – 227位)
  • tibolt(4勝5敗 – 233位)
  • PolitiKyo(3勝5敗 – 265位 ドロップ)
  • trahison(3勝5敗 – 273位 ドロップ)
  • katagami(3勝5敗 275位 ドロップ)
  • Laruto(3勝6敗 – 296位)
  • kizuka(2勝4敗 – 302位 ドロップ)
  • herusia(2勝5敗 – 326位 ドロップ)
  • 執念の蒼汁(2勝5敗 – 329位 ドロップ)
  • Tredsred(2勝5敗 – 337位 ドロップ)
  • kamaretai(1勝3敗 – 352位 ドロップ)
  • にん(1勝4敗 – 372位 ドロップ)
  • あれっくす(0勝3敗 – 390位 ドロップ)
  • notcreater(0勝2敗 – 395位 ドロップ)
  • noise84mond(0勝5敗 – 403位 ドロップ)

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Dropsでパックを獲得!

公式Youtubeチャンネルでマスターズツアー・オーグリマーを視聴すれば「フェニックス年パック」を最大2パック受け取れます。

  • 合計2時間視聴:フェニックス年パック1つ獲得
  • 合計4時間視聴:フェニックス年パック1つ獲得(合計2つ)

また、Dropsが獲得できない方は、こちらから一度Battle.netとYoutubeの連携を解除し、再連携することでパックを受け取ることができるとのアナウンスがありました。

アカウントの連携方法

  • YouTubeのアカウントにログイン、またはアカウントを作成する
  • 接続済みのアプリを表示する
  • Battle.netの横にある「接続」を選択する
  • 指示に従ってアカウントの連携を完了する
  • アカウントを連携するときは、Dropsを受け取りたいBlizzardアカウントに正しくログインしていることを確認しましょう
  • こちらをクリックして、マスターズツアー・オーグリマーの YouTube Dropsの公式ルールの全文を確認できます

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マスターズツアーとは?

ランク戦や、予選で優秀な成績を残した選手のみが参加できる高レベルの公式大会です。ハースストーンの公式プロリーグともいえるグランドマスターズに参戦するには、この大会でマスターズツアーポイントを稼がねばならず、多くのプレイヤーがその座をかけて戦います。

2021年のマスターズツアーは年に6回、全てオンラインで行われます。2021年のマスターズツアーの詳細については こちら をご覧ください。

対戦形式

通称「4Hero 1Ban BO5 コンクエスト(4デッキ使用、1デッキ禁止、5戦3本先取、コンクエスト)」と言われる3本先取のルールで対戦が行われます。選手はそれぞれ違うクラスで組んだ4つのデッキを持ち込み、お互いのデッキを1つ禁止した後、対戦を行います。勝利したデッキは使えなくなり、また、全てのデッキで勝利する必要があります。先に3勝した選手が勝利しますが、最大で5試合行われるためBO5(Best of 5)と呼ばれます。

大会形式

大会は3日間に渡って開催されます。1~2日目で全9ラウンドのスイスラウンドが行われた後、上位16名によるプレイオフが開催されます。2日目の最終試合としてプレイオフ1回戦が開催されます。3日目にプレイオフで勝ち残っている8名がシングルエリミネーション形式で優勝を争います。

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その他、参考情報